北区

憲法トークカフェで「なぜ!? メーデーに天皇代替わり」白熱討論

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4月23日、北区内で「憲法トークカフェ」第4弾が行われました。
今回は、「なぜ!?メーデーに天皇代替わり」と題して、直近に迫った5・1新天皇即位を題材にして論議、白熱した討論が行われました。

冒頭 、「統一地方選と安倍の改憲プラン」と題して五條敦さん(とめよう戦争への道!百万人署名運動 東京北部連絡会代表)から、2日前の統一地方選後半戦を総括し、「自民党の下村改憲推進本部長は『統一地方選で候補者は改憲について語るように』と指示したが空振りに終わった」。
そして「憲法審査会の開催に向けた協議が始まると思われた折に、萩生田自民党幹事長代行が『ご譲位が終わって新しい時代になったら、少しワイルドな憲法審査を進めていかないといけない』と暴言。これで今国会での改憲発議の可能性はほとんどゼロになった」
「ただし、今回の統一地方選、衆院補選の結果を見ると、参院選(ないし衆参ダブル選)で改憲勢力が3分の2以上の議席を確保し、『ワイルド』な攻勢に出てくる可能性はけっして小さくはない。油断は禁物です」と安倍の改憲プランをめぐる状況をリポートされました。

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社会評論家の柏木俊秋さんは、雑誌『序局』20号に執筆した「天皇代替わり断罪の論理」を元に、天皇代替わりへの一連の儀式が改憲をするための極めて政治的なものであることを明らかにしました。
「平成流象徴天皇制」と言われたものが、昭和天皇の戦争責任問題からなんとかすりぬけるために「慰霊」「寄り添い」をしてきたが、実際には政府批判にも当たらない類の発言を繰り返すだけで、それによって時の政権の悪政や暴挙を容認しお墨付きを与えるものになっているとの指摘は非常に鋭いものがありました。「護憲リベラル」勢力の中に天皇明仁の発言を持ち上げ、安倍の改憲を止める防波堤のように描き出す人士が見受けられますが、決してそんなものではないと思いました。

天皇制は、「万世一系」などまともに考えれば誰も信じない荒唐無稽な虚構であり、その本質・実体は明治維新政府の樹立以降、西欧に比べて遅れた日本資本主義の急速な形成、殖産興業・軍備拡張ができる中央集権的国家形成のために新たに作り出された〈近代天皇制〉です。これらを柏木さんは丁寧に解き明かしてくれました。

そして「天皇代替わりキャンペーンと対決し、労働組合と改憲阻止大行進運動を広げて、安倍の改憲を葬り去ろう」と締めくくりました。

論議では、「10連休なんていったって、非正規にとっては収入が入らずいいことなど何もない」「女性週刊誌を見ると皇室の間でもどろどろしている。女系天皇も認めない不自由な制度」「『令和』なんてなにがめでたいのか」など活発なやりとりになりました。「5月1日は労働者の団結の日。天皇制翼賛キャンペーンを打ち破ってデモに立ち上がろう」と呼びかけがあがりました。

天皇制をも使った安倍の改憲策動との攻防は続いています。
5月9日に行われた衆議院本会議で、ナルヒト天皇即位に対する「賀詞」が全会一致で議決されました。

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なんと、アキヒト天皇即位の際の「賀詞」(1990年11月6日)には反対した日本共産党も、今回は賛成しました。共同通信記事によれば、平成のときと対応が変わった理由について志位委員長は「当時は君主制の廃止を掲げていたが、2004年の綱領改定で考え方を変えた。今は天皇の条項も含め、現行憲法を順守する立場だ」天皇制に関し「存廃は国民の総意で解決されるべきだ。存廃が問題になった時は民主共和制を実現すべきだとの立場を取るが(廃止の)取り組みをやるわけではない」と述べたそうですが、天皇を崇め奉るのは憲法遵守どころか、憲法の主権在民に背反するのではないでしょうか!?

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一方、5月3日有明で行われた憲法集会には昨年を上回る65000人が集まり、「改憲反対!」の声があがりました。改憲阻止の正念場はまさにこれからです。
この集会で、武蔵大学教授の永田浩三さんが感動的なスピーチを行いました。なんとあの産経新聞で全文紹介されていたので、以下転載し、しめくくりとします。

元NHK・永田浩三氏「安倍君、憲法をいじるのはやめろ」(産経新聞5月3日)
憲法記念日の3日、東京都内で開かれた護憲派集会で、元NHKプロデューサーで武蔵大教授の永田浩三氏がマイクを握った。安倍晋三首相と同じ1954年生まれであることを明かした上で、「大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい」などと強調した。発言の詳報は以下の通り。

 「皆さん、こんにちは。32年間、NHKでプロデューサー、ディレクターをしていました。今は大学の教員として若者とともにドキュメンタリーを作ったりしています。今日は、総理の仕事をしている安倍晋三君について話したいと思います。知らない人は、あの嘘つきといえば思い出されるかもしれません」
 「私と安倍君は同じ1954年生まれです。同じ学年には(共産党委員長の)志位和夫君、(元文部科学事務次官の)前川喜平君、ドイツの首相、メルケルさんがいます。安倍君は福島(第1)原発事故の後、すぐに原発をやめると決めたメルケルさんとは相性が良くないみたいですし、加計学園の獣医学部を作るのが、いかに無理筋だったかを証拠立てて語る前川君が苦手なようです。あと志位和夫君も苦手みたいです」
 「私たち1954年生まれは、皆、戦後民主主義教育の申し子です。日本国憲法の3つの柱、『国民主権』『基本的人権の尊重』『平和主義』がどれほど大事なのか、小学校や中学校でしっかり学んだんです。先生たちも熱心でした」
 「小学校4年生のとき、東京五輪がありました。オリンピックは参加することにこそ意義がある。日の丸が上がるかどうかは関係ない。優れた競技やすごい記録に拍手を送るんだ。アベベ、チャフラフスカ、ショランダー…。柔道(無差別級)で神永(昭夫)が(オランダの)ヘーシンクに負けたときも、ショックはなくて、ヘーシンクに私は拍手を送りました」
「『日本を、取り戻す。』『がんばれ! ニッポン!』。その旗を振る安倍君、少し了見が狭すぎませんか」
 「大学を卒業し、安倍君はサラリーマンを経て、政治家になり、私はNHKのディレクターになりました。ある時、思いがけない接点ができました。2001年のことです。私は、日本軍の慰安婦として被害に遭った女性たちを扱ったNHKの番組の編集長でした。一方、その時、安倍君は内閣官房副長官。君は放送の直前にNHK幹部たちにちょっかいを出し、番組が劇的に変わってしまいました。永田町でどんなやりとりがあったのか。その後、朝日新聞の取材で輪郭が明らかになっています」 「私は抵抗しましたが、敗れました。体験したことを世の中に語ることができず、孤立し、長い間、沈黙を続けました。悔しく、また恥ずかしいことです。あのとき君はそれなりの権力者でした。放送前に番組を変えさせるなんて、憲法21条の言論の自由、検閲の禁止を犯すことになり、そのことが世の中にさらされれば、君は今のような総理大臣になっていなかったことでしょう」
 「今、官邸記者会見で、東京新聞の望月衣塑子記者が菅(義偉)官房長官からさまざまな圧力を受け、質問が十分にできない中、それでも、われわれの知る権利の代行者であろうと必死で頑張っています。私には人ごととは思えません。でも、私と大きく違うのは、望月さん自身が勇気を出してSNSや集会で状況を発信し、市民とともに事態を共有することで、ジャーナリストを含めた連帯の輪が広がっていることです。市民とジャーナリストの連帯、メディアを市民の手に取り戻す。希望の光がわずかに見える思いです」
「安倍君の話に戻ります。君が以前アメリカを訪問したとき、キャロルキングの『You’ve Got a Friend』という曲が好きだと言いましたね。『どんなに苦しいときでも友達でいようよ』。僕も大好きですし、その感覚はわかります。でも、残念だけど、君とトランプ米大統領は友達なんかじゃない。欠陥だらけの高額な兵器を買わされるカモにされているだけです。君には戦争の中で傷ついた人、声を上げられない弱い人を思いやる気持ちが欠けています。君の『You’ve Got a Friend』は友達にえこひいきをし、国の仕組みを私物化することです。それは友情ではない!」
 「友情とはもっと気高く素晴らしいものです。君は実力以上に大事にされました。これ以上、何を望むことがあるでしょうか。同い年、同じ学年として忠告します。『これ以上、日本社会を壊すことはやめなさい! これ以上、沖縄をいじめるのはやめなさい! 大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい!」
 「歴史から学ぶことが嫌いで、不得意の安倍君、戦争の道を断じて進んではなりません。30年前にベルリンの壁が壊れたとき、私は東欧各地の取材をしていました。そのとき、人々が何より大事だと考えたのは、言論の自由と連帯、そして多様性です。憲法21条に明記された言論・表現の自由、一方、放送法第1条には『放送は健全な民主主義に資すること』とあります。健全な民主主義というのは少数者の意見を大事にし、多様性を認め、不埒な政府の横暴にあらがい、連帯することです」
「今日は5月3日、32年前、朝日新聞阪神支局で小尻知博記者が銃弾に倒れました。言論の自由が脅かされる社会なんてあってはなりません。ここにお集まりの皆さんが思っておられるのは多分、こうだと思います。リセットすべきなのは、元号ではなく、今の政権なのだと」
 「『All governments  lie』 今の政権は嘘をつく、今の政権は嘘をついているのです。嘘にまみれた安倍政権こそ終わりにすべきです。心あるジャーナリストとの連帯で、安倍政権を今年中に終わりにさせましょう。ありがとうございました」

〜つながろう北区!〜 憲法トークCafé(第3弾)を開催しました

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 2月12日に、「つながろう北区!憲法トークCafé」を開催しました。

 今回は3回目の開催で、北区在住・在勤の人のみならず、他区・他県の人も集まり、大いに盛り上がりました。

 今回のテーマは、​「会計年度任用職員制度」​。公務職場のあり方を根底から揺るがす大問題に、非正規で長年地方自治体で働いてきた自治体労働者にお話を伺いました。

★「会計年度任用職員制度」の何が問題か
 会計年度任用職員制度とは、現在全国に約65万人いる公務員の非常勤(特別職非常勤・臨時職任用・一般職非常勤)を、一部学識・経験のある人を除いて、会計年度任用職員にするというものです。2017年5月17日に改悪地公法が公布され、現在、総務省から各自治体にマニュアルが配られ、各自治体は19年度の議会による議決、20年度からの運用に向けて対応に追われています。

会計年度任用職員制度は、今まで立場が曖昧だった非常勤公務員を正式に職員として「任用」し、賃金を正規と同等にできる、期末手当が支給される可能性が生じる等を口実に、争議権の剥奪および毎年解雇・採用試験・試用期間1か月を導入しようとするものです。長年働いても毎年解雇は雇用の不安定化につながります。特にモノ言う人間は簡単にクビを切られるようになり、みんなが奴隷のように働かされます。さらに、正規職員の欠員は非正規職員で代替することで、管理・監督職以外は「全員非正規」を押し広げ、労働組合を破壊します。国が主導する「働き方改革」攻撃そのものです。

★攻撃は「闘う労働組合」解体のため
 当該の自治体労働者のお話では、非正規職員が差別されてきた歴史や、本制度が弱い立場をさらに分断する「運動つぶし」であることが指摘され、非正規職員の地位向上のために闘う決意が述べられました。

参加した法学部卒の青年労働者が、戦後公務員ストの違法判例をとりあげ、「全体の奉仕者」というフレーズを呪文のように振りかざすだけの根拠のない判決を批判しました。
フリートークでは、「長年働いても毎年解雇。絶対おかしい」「庁舎の門前で組合のチラシを配っても、若い職員の受け取りが悪い。変なエリート意識があるからだ」「正規職員と非正規職員が一緒に闘っていくにはどうしたらいいか」などの意見が出ました。
会計年度任用職員制度は「闘う労働組合」解体の攻撃であり、「赤紙を渡す官吏」に自治体労働者を帰る戦争・改憲そのものだと、全体の論議で認識が深まりました。

★自治体職員は二度と赤紙を配らない
 「二度と赤紙を配らない」と誓った戦後自治体労働運動を甦らせる闘いは、改憲・戦争阻止と一体です。正規・非正規の分断を乗り越え、公務労働の誇りを取り戻す闘いをしましょう!

 会計年度任用職員制度は絶対廃止です。自治体労働者はストライキで闘いましょう!

北区で憲法トークカフェを開催しました

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 10月25日、北区王子で「つながろう北区 憲法トークカフェ」を開催しました。会場には、北区在住・在勤の方や近隣の地域の方、憲法に興味がある方、そうでない方、老若男女様々な方が集まり、お茶、お菓子を囲み終始和やかなムードで会が開かれました。

 会の前半は、とめよう戦争への道!百万人署名運動 東京北部連絡会代表の五條敦さんに、「自民党憲法改正推進本部『憲法改正に関する議論の状況について』」と銘打って、憲法改正案に対する問題点を解説いただきました。

⑴9条の2を新設すると前項(9条)が無効になる
 法令解釈の方法として、後法優位の法則があり、9条の2に「自衛の措置を妨げず」「自衛隊を保持する」と明文化することによって9条「戦争放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」が無効化されてしまいます。

⑵緊急事態条項の「災害」により勅令発動が可能に

 ​73条の2として、「大規模な災害により、国会による法律の制定を待ついとまがない」ときは、「内閣は」「政令を制定することができる」と条文化することによって、明治憲法の第8条「緊急勅令」と同様、独裁体制を敷くことができます。昔に逆戻りです。

⑶憲法に「自衛隊」が明記されれば兵力確保につながる(=徴兵制)

 憲法に自衛隊の保持が明記されれば、国、内閣に兵力確保の義務が生じます。今、自衛隊も少子高齢化で戦闘現場に行かされる若年層が激減しています。そうすると、兵力確保のために徴兵制が敷かれる可能性があります。

◎国民投票になる前に改憲を阻止する

 重要なことは、国民投票になる前に改憲を阻止することだと言います。現在、世論では改憲の是非について「わからない」層が多数を占めています。一旦国民投票となれば、莫大な資金力により一大改憲賛成キャンペーンが行われることが想定されるため、改憲賛成が優勢だと言われています。今から歯止めをかけなければなりません。


 また、今回はゲストに元教員で「日の丸・君が代」問題被処分者の岡田英顯さんをお迎えして、2003年10月23日通達弾劾や学校教育、道徳問題についてお話しいただき、会の後半の活発な議論につながりました。

 参加者の方の意見・感想を掲載します。

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◯「改憲発議をさせないことが重要」という話は、とても分かり易く、現在の9条はそのままにして、9条の2で「必要な自営の措置をとる」「自衛隊を保持する」と明記することで、実際には、現在の9条がないがしろにされて、歯止めにならないが分かりました。
 
◯岡田さんによる「君が代攻撃をめぐって」は、都教委による10.23通達の異常なまでの日の丸・君が代の強制による、悔しい思いが切々と伝わり、まさに人格破壊、教師の団結破壊に繋がると思いました。
 
◯カフェと題するごとく、地域から様々な職場、経験の異なる人たちが、参加者の顔もすぐに覚えられるような人数なので、各自が率直な思いを出し合えたのが良かった。

◯特に印象に残ったのが、「10.23通達は憲法26条の思想信条はもとより、教育基本法第16条の国家の教育への不当介入にあたる」と、その通りだと。
 また、「君が代はラブレターだと聞いていた」と若い人がいったのには驚いたが、「でも、恋文だったら教師に強制をしないでしょ、やはり、これは天皇制賛歌だよ」とか、「日の丸・君が代が、かつての戦争・侵略にシンボルとしてあったから受け入れられなかった。違憲だと確信した」などです。トークの中からいろいろな考えが展開し、問題点が整理されていき、面白かったです。
 
◯改憲案については、自衛隊の存在や国の防衛・自衛などの観点からどう捉えるかが関係してくるので、奥が深くなかなか踏み込めない感じだった。今後も継続して深めていければ良いと思った。
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 次回は来年1月を予定しています。お楽しみに!

11・4改憲阻止!大行進(日比谷野外音楽堂)に職場・地域から集まりましょう!

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Jアラート訓練反対・北区への申し入れ報告

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8月23日、10時から北区にJアラート訓練中止の申し入れを行いました。
今回は、改憲・戦争阻止北部実行委員会の結成を受けて、初めての行動でした。

申し入れ書を受け取った危機管理室の対応は、「聞くだけ」みたいな感じでしたが、「毎日の夕方チャイムで充分機器の点検はできるのでは?」の問いに、まともに答えられない様子でした。

教育委員会への申し入れは教育政策課で受け付けていて、若い事務員が対応、申し入れの全文を読み上げて、北区教育委員会の対応を尋ねましたが、「今回は特にない」とのことでした。

北区職労の事務所には事務員の方しかおらず、渡しただけに終わりました。継続的に改憲・戦争につながる訓練反対を呼びかけていきたいと思います。


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8・17改憲・戦争阻止!大行進東京北部実行委員会結成集会

赤羽駅前で「戦争するな!9条変えるな」署名

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6月24日、晴天のなか赤羽駅東口前で百万人署名運動東京北部連絡会が「戦争するな!9条変えるな」署名の活動を行いました。
「戦争するな!9条変えるな」署名ダウンロード

前日は、沖縄慰霊の日。73年前、県民の4分の1が命を落としたとされる沖縄戦の組織的戦闘が終結した日です。
県知事が追悼式で「辺野古に新基地を造らせない」と訴えたのに対し、安倍首相は辺野古移設には今年も触れませんでした。
一方、14歳の女子中学生が朗読した平和の詩が反響を呼んでいます。(全文を下に転載しました)

あくまで沖縄基地建設を進め、会期延長の国会で改憲手続き法案(国民投票法案)や「働かせ方改悪」法案の成立をしようとする安倍政権を倒そう、と訴えました。


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署名は2時間で34筆。近寄ってきて署名をしてくれる中年男性が、いつもよりも多かったように感じました。

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子連れのお母さんも署名してくれました

「米朝会談でこのままおさまるとは思えない」「アベはいや」「でも、他に代わる人がいない。どうしてなのか」などなど、様々な声がありました。

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これからも、地域にこだわって署名を広げていきます!


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平和の詩「生きる」

沖縄県浦添市立港川中学校 3年 相良倫子

私は、生きている。

マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、

心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、

草の匂いを鼻孔に感じ、

遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。

 

私は今、生きている。

 

私の生きるこの島は、

何と美しい島だろう。

青く輝く海、

岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、

山羊の嘶き、

小川のせせらぎ、

畑に続く小道、

萌え出づる山の緑、

優しい三線の響き、

照りつける太陽の光。

 

私はなんと美しい島に、

生まれ育ったのだろう。

 

ありったけの私の感覚器で、感受性で、

島を感じる。心がじわりと熱くなる。

 

私はこの瞬間を、生きている。

 

この瞬間の素晴らしさが

この瞬間の愛おしさが

今と言う安らぎとなり

私の中に広がりゆく。

 

たまらなく込み上げるこの気持ちを

どう表現しよう。

大切な今よ

かけがえのない今よ

私の生きる、この今よ。

 

七十三年前、

私の愛する島が、死の島と化したあの日。

小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。

優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。

青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。

草の匂いは死臭で濁り、

光り輝いていた海の水面は、

戦艦で埋め尽くされた。

火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、

燃えつくされた民家、火薬の匂い。

着弾に揺れる大地。血に染まった海。

魑魅魍魎の如く、姿を変えた人々。

阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。

 

みんな、生きていたのだ。

私と何も変わらない、

懸命に生きる命だったのだ。

彼らの人生を、それぞれの未来を。

疑うことなく、思い描いていたんだ。

家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。

仕事があった。生きがいがあった。

日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。

それなのに。

壊されて、奪われた。

生きた時代が違う。ただ、それだけで。

無辜の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。

 

摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。

悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。

私は手を強く握り、誓う。

奪われた命に想いを馳せて、

心から、誓う。

 

私が生きている限り、

こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。

もう二度と過去を未来にしないこと。

全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。

生きる事、命を大切にできることを、

誰からも侵されない世界を創ること。

平和を創造する努力を、厭わないことを。

 

あなたも、感じるだろう。

この島の美しさを。

あなたも、知っているだろう。

この島の悲しみを。

そして、あなたも、

私と同じこの瞬間(とき)を

一緒に生きているのだ。

 

今を一緒に、生きているのだ。

 

だから、きっとわかるはずなんだ。

戦争の無意味さを。本当の平和を。

頭じゃなくて、その心で。

戦力という愚かな力を持つことで、

得られる平和など、本当は無いことを。

平和とは、あたり前に生きること。

その命を精一杯輝かせて生きることだということを。

 

私は、今を生きている。

みんなと一緒に。

そして、これからも生きていく。

一日一日を大切に。

平和を想って。平和を祈って。

なぜなら、未来は、

この瞬間の延長線上にあるからだ。

つまり、未来は、今なんだ。

 

大好きな、私の島。

誇り高き、みんなの島。

そして、この島に生きる、すべての命。

私と共に今を生きる、私の友。私の家族。

 

これからも、共に生きてゆこう。

この青に囲まれた美しい故郷から。

真の平和を発進しよう。

一人一人が立ち上がって、

みんなで未来を歩んでいこう。

 

摩文仁の丘の風に吹かれ、

私の命が鳴っている。

過去と現在、未来の共鳴。

鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。

命よ響け。生きゆく未来に。

私は今を、生きていく。


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