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4月14日、熊本県で大地震、さらに16日にもM7・3の大地震が起こり、最大震度6強の地震・余震が幾度も九州を襲っています。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、なんとしてもみんなの力を合わせて助け合って生き抜こうではありませんか。

 
今回の熊本大地震は活断層の横ずれによるものです。熊本県の地下には全長81キロにわたる日奈久断層という活断層があり、この断層がずれて大地震につながったというのが専門家の一致した意見です。
 問題は、この断層の南端に、現在唯一稼働中の川内原発があることです。
原子力防災担当相を兼務している丸川珠代環境相は16日、政府の地震非常災害対策本部会議で、川内原発について、「原子力規制委員会において停止させる必要はないと判断されている」と報告しました。しかし、川内原発には、世界標準のコアキャッチャーも免震棟も避難路確保もないことが明らかとなっています。

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また、鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長は、川内原発で重大事故が発生した場合、「住民避難のために九州新幹線を」と言っていました。ところが、九州の新幹線は脱線し、現在全線不通です。高速道路も地割れ・陥没で使用不能。「避難計画」など完全に破産しています。
 さらに、日奈久断層の先には四国の伊方原発、静岡の浜岡原発、新潟の柏崎原発があります。佐賀の玄海原発も活断層上にあります。多くの原発が、活断層上に建てられているのです。

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 5年前の出来事を思い出しませんか? 起きていることは、「第2の3・11」です。今すぐ川内原発を止めろ! すべての原発を廃炉にしろ! 今こそ声をあげましょう。
 動労福島-NAZEN福岡が呼びかける熊本地震被災地救援カンパに協力ください


★★熊本地震 被災地への救援カンパをお願いします★★ 
4月14日、熊本県益城町で震度7の地震が発生し、余震が続く中、16日未明には「本震」とされるさらに大きな地震が発生し、まったく予断を許さない事態が続いています。被災されている方々に心からお見舞い申し上げます。
 動労福島の組合員(郡山駅キオスク勤務)は、今回の地震で被害が大きい益城町の出身です。益城町在住のご両親とお兄さん家族が被災し、ライフラインがストップしている中、厳しい避難生活を送っています。組合員本人が支援品とカンパを持って現地入りします(4/20)。ご支援をよろしくおねがいします。
 今回の地震で、あらためて日本は地震大国であるという現実がつきだされました。原発再稼働などもってのほかです。しかし、九州電力は直ちに「川内原発に異常はなく発電を続けます」と発表しました。福島第一原発事故を反省していないあらわれです。薩摩川内市長は「原発事故時が発生した場合、避難に新幹線を活用」(2014年8月14日)などと言っていましたが、今回の地震で新幹線は脱線し、今なおストップしています。「安全」で「確実」な避難方法などないのです。
 このような状況でも川内原発を停止しない九州電力と政府の対応に不安と怒りを募らせながらの終わりが見えない避難生活の苦しさは、5年前の3.11大震災と原発事故を体験している私たちにとって決して見過ごすことはできません。被曝労働拒否をつらぬく労働組合として、安倍政権による原発再稼働を許さず、戦争・改憲と労働法制改悪を阻止するために闘っていくことをあらためて決意しております。
 被災された方々への支援のカンパのご協力をよろしくおねがいいたします。(動労福島の声明)

●カンパ振込先
ゆうちょ銀行 口座番号17120-18083901
 クラオカマサミ

この口座に他金融機関から振り込む場合 
【店名】七一八【店番】718
【預金種目】普通預金【口座番号】1808390