20191202nerimamousiire

12月2日、3日、練馬、板橋、北各区の区役所、教育委員会、労働組合に対し、「改憲・戦争阻止!大行進」として標記の行動を実施しました。
以下、参加者からの報告です。

1.練馬区
12月2日、改憲・戦争阻止!大行進東京北部練馬区実行委員会は、「Jアラート全国一斉情報伝達訓練」への参加中止要請行動を3名で行いました。
(今回も要請先は区長【危機管理室】、教育委員会,労働組合)
危機管理室、教育委員会ともに、この後すぐに会議予定あり、とのことで話し合いの時間は10分前後と非常に短いものでした。
こちらの中止要請に危機管理室は、「前回(8.28)の『Jアラート』中止は『大雨』では住民に聞こえないと判断したものであり特別のこと。今後も予定通り年4回行う」「『夕べの鐘』とは兼用しない」「『北朝鮮』を念頭に入れてのものではなく、あくまでも『国民保護』の観点から行っている」「Jアラートの件では、特にどこからの異論も、議会で議題にされたこともない」と従来通りの回答でした。
教育委員会でも捉え方は同じで、「危機管理室」からの指示に従っているだけで、後は学校に任せている、政治的意図はない、の答え。ただ、前回質問していた「『放射能』副読本」については学校へ配布していないそうで、杞憂であったことは何よりでした。
区が主張する「『北朝鮮や政治的なもの』とは無関係」。
この言葉の裏に隠された軍事的緊張の煽動に対して、これからも声を上げて行きましょう。

1912itabasimousiire
 
2.板橋区
板橋区申し入れ(12/2実施)を報告します。参加者は5名でした。
なお、目新しいことに限り他は省略します。
○ 防災危機管理室
Q.8/28実施を延期でなく中止にした理由は?
A.延期だと区民の皆さんに十分にお知らせができないから。(たとえば1ヶ月延期すれば広報できたのでは?と聞きましたが、答えはありませんでした。)
Q.この要請はどのように処理されるのか? 区長へ報告されないのか?
A.今は答えられない。室内で検討し報告するかどうかの判断もする。
Q.後日、ここに来れば検討の内容や結果を聞かせてもらえるのか?
A.(返答に詰まったよう)お知らせします。
Q.8/28には豪雨のあった地域だけ除外して実施することも可能だったのに全国で中止する程度の(重要性の高くない)訓練であれば、年4回行う必要はないのでは?
A.区では2回でも良いと検討をしていたが、国からいわば強制的に4回実施の指示があってやらざるを得なくなった。今後は未実施の自治体があれば国が自治体名を発表するようだ。
注)担当者は仕事量も増えるのであまり積極的ではなさそうでした。
○ 教育委員会
特に訓練の指示はなされていない。防災一斉メールの訓練を年2回実施している。
○ 労組
書記が応対(初めての人?)。主旨を聞いて文書を受け取ったのみでした。
 
3.北区
本日(12/3)、北区にJアラート伝達訓練の中止を申し入れました。
参加者は3人で、10時過ぎに区長への申し入れのため危機管理室を訪問。対応してくれた担当者によれば「申し入れ書は毎回区長に上げている」とのことでした。
その他のやり取りはは概ね板橋区と同じような感じでした。
組合は三役不在で書記に渡しました。
教育委員長宛ても事務員に渡しました。