2020年03月

「避難できない!東海第二再稼働するな!ビキ ニ事件から66年 3・1 反原発 Meeting」に参加

NAZENいけぶくろブログより転載します。
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3月1日に東京の杉並区で 「避難できない!東海第二再稼働するな!ビキ ニ事件から66年 3・1 反原発 Meeting」が行われ参加しました。

まず、東海第二原発の5km圏内で150 人が入所する福祉施設を運営する伏屋淑子さんからのビデオメッセージ。伏屋さんは、原発事故が起きた際に「避難できない」という同意書を入所者から取らなければ ならない現実に怒り、「原発がなければ避難す る必要もない」「さっさと廃炉にしろ」と明快に訴えていました。

続いて、福島双葉町からの避難者である 亀屋幸子さんの訴え。
3・11直後の生々しい現実が語られました。事故前に行政などがやっていた避難訓練は全く役立たず、住民には情報も与えられないで放射能の強い方へ逃げざるをえなかった現実。着の身着のままで手を取り合い力を合わせて生き抜いたというエピソードに、避難者を励ますどころか勇気づけられました。

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二人の訴えを受けて、集会の場で都知事あての要求書をつくるという新しい取り組みが行われました。
参加者それぞれの意見を付箋に書いて、模造紙に貼りなが らまとめていく形式でした。
最終的に、「東電の株主として再稼働に反対すべき」と「地方自治法の精神に則って命を守る活動に予算を回すべき」という2点に要求が絞られました。

各地域から東海原発再稼働反対の声をあげましょう!

3月1日、常磐線全線再開反対上野駅街宣

NAZENいけぶくろブログより転載
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ビキニ環礁での水爆実験で第五福竜丸などが被爆した3・1ビキニ事件から66年、3月1日に杉並でビキニデー集会が行われました。

その前段行動として、動労水戸の呼びかけに応え、常磐線全線開通反対の一斉街宣がJRの駅頭で行われ、NAZENいけぶくろは東京北部ユニオンとともに上野駅広小路口前に登場しました。

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コロナ感染拡大で上野駅前も乗降客が少なく、また緊張した空気の中でしたが、「コロナ感染も被ばく強制もさせてはならない!」「常磐線全線運転再開に反対しましょう」の呼びかけに、多くの方が足を止めて署名に応じてくれました。

常磐線 新聞
帰還困難区域へのJR常磐線再開を巡って、動労水戸の独自調査で試運転車両から通常の23倍の放射能が測定されたことが明らかになりました!
2月28日に行われた動労水戸の記者会見が「東京新聞」茨城県版でも報道されたので紹介します。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202002/CK2020022902000138.html

【茨城】

常磐線試運転 車両付着ちり 放射能濃度23倍に 動労水戸調査

 全線開通(三月十四日)に向けたJR常磐線の試運転で福島県内の帰還困難区域を通過した車両に付着したちりの放射能濃度が、通常の車両より二十三倍も高かったことが分かった。調査した労働組合「動労水戸」の木村郁夫委員長らが二十八日、県庁で記者会見して明らかにした。木村委員長は「JRは車両の線量をきちんと測定し、公表すべきだ」と指摘している。

 常磐線は現在、東京電力福島第一原発事故の影響で富岡(福島県富岡町)-浪江(浪江町)間の二〇・八キロが不通となっている。不通区間の沿線一帯は放射線量が高く、住民が戻る見通しが立たない帰還困難区域に指定されたままだが、JR東日本は昨年十二月十八日に試運転を開始した。

 調査した試運転の車両は一月十八~二十二日の五日間運行。フィルターはモーターなどの空冷装置に取り付けられ、外気を取り込む際にちりなどを除去する。

 動労水戸の組合員がJR東日本勝田車両センター(ひたちなか市)でフィルターのちりを採取し、農作物や土壌の放射性物質を調べる「つくば市民放射能測定所」(つくば市妻木)で濃度を測定した。

 その結果、一キロ当たり二三五〇ベクレルのセシウム137が検出された。一方、六カ月間通常運行した車両のフィルターのちりから検出されたセシウム137は一〇一ベクレルだった。

 動労水戸によれば、勝田車両センターでフィルターの洗浄作業に携わっている整備員は約五十人。マスクを着けていても、鼻の中まで真っ黒に汚れるという。

 動労水戸はJR東日本に対し、帰還困難区域内を運行する場合、全車両の線量測定のほか、整備員の被ばく防止教育や防護用具の配備などを要求してきたが、会社側は「車両の測定を実施する考えはない」と拒否。動労水戸は今後、今回の調査結果を会社側に示し、車両の測定などを重ねて求めていく方針だ。

 自身もフィルター洗浄などの車両検査に従事し、調査を担当した照沼靖功(やすのり)書記長は「車両に放射性物質が付着するのは明らかだ。整備員がちりを吸い込み、内部被ばくする危険性は高い」と訴える。(佐藤圭)


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「改憲・戦争阻止!大行進」運動(呼びかけ:西川重則(とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長)、花輪不二男(世田谷地区労顧問)、森川文人さん(憲法と人権の日弁連をめざす会)、動労千葉・関西生コン支部・港合同などの労働組合)の呼びかけに応え、東京北部地域(練馬区/板橋区/豊島区/文京区/北区)での実行委員会を結成し、活動しています。

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