2019年05月

セブンイレブンと闘う河野さん弾圧救援ビラを紹介します

【東京北部ユニオンより】
セブンイレブンで闘う千曲ユニオンの河野正史さんが、昨日5月27日10時過ぎ、不当逮捕されました。なんと「昨年12月8日、信州大の課外活動施設内に9時24分から1分間立ち入った」というもの。
5月23日のセブンイレブン株主総会弾劾に追いつめられ、6月9日に予定されているコンビニ関連ユニオン結成潰しです!

昨日の記者会見に、信濃毎日、朝日、読売、毎日、中日、NHK、SBC、共同通信が取材。セブン本部の闘争圧殺のでっち上げ弾圧で、建造物侵入は事実無根であることが理解されたと思います。反撃開始です。

抗 議 先
長野県警察本部026-233-0110 
セブンイレブン・ジャパン 03-6238-3711 

弾圧粉砕カンパ用振込口座
郵便振替口座 00500-1-108691 チイキゴウドウロウソチクマユニオン
ゆうちょ銀行  店名059店  当座  口座番号0108691 チイキゴウドウロウソチクマユニオン 


千曲ユニオンの弾圧弾劾ビラを紹介します。(画像をクリックするとPDFが開きます)

セブン弾劾ビラ (1)

セブン弾劾ビラ裏 (1)
河野さんは、6月9日午前中のコンビニ関連ユニオン結成大会で代表に就任し、午後の上野公園野外ステージでの労働者集会で報告発言する予定でした。

セブンイレブン資本、どこまで腐ってるのか!
コンビニで働く全ての皆さんに、6月9日の結成大会と午後の集会に集まることを訴えます!

 コンビニ関連ユニオン結成大会
日時 6月9日(日曜日) 午前10:00~12:00
場所 東上野区民館201会議室
(東京都台東区東上野3-24-6)

改憲と戦争の道とめよう 「非正規だけの社会」にするな
今こそ国鉄1047名解雇撤回へ
国鉄闘争全国運動6・9全国集会
 6月9日(日)午後1時開始(正午開場)
 東京・上野公園野外ステージ(水上音楽堂)

 呼びかけ/国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)〔事務局/千葉市中央区要町2―8 DC会館〕
 韓国・鉄道労組が参加決定!

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セブンイレブン株主総会で7・11時短スト、コンビニ関連ユニオン結成を呼びかけ!

【東京北部ユニオンより】

重要につき、群馬合同労組のブログを以下転載します。

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速報
 5月23日、午前10時から東京・四谷にあるセブン&アイ・ホールディングス本社ビルにおいて、セブン&アイ・ホールディングス第14回定時株主総会が開催されました。コンビニ関連ユニオン(準)は本部OFCの河野代表先頭に、準備会に参加している群馬県のセブンイレブン永尾オーナー、セブンイレブン店舗への派遣で働く労働者、店舗従業員・アルバイト従業員、各地域の個人加盟ユニオン組合員の結集で、宣伝行動と記者会見を行いました。
 10年前から24時間営業の強制や見切り販売の禁止などと裁判などで闘い続けてきた永尾オーナー、そして本部の不当な降格と労働委員会で闘って勝利し、4月1日にはセブンイレブン東日本橋店オーナーに対する本部の仕打ちに抗議してストライキを闘ったOFC河野代表が先頭に立ちました。 株主として株主総会に出席した永尾オーナーは、本部のデタラメなオーナーヘルプ制度などについて、怒りの質問をぶつけました。
 外では参加した労働者が、次々に「経営陣は責任を取れ!」「24時間押しつけやめろ!」「本部の責任で店舗従業員を社会保険に加入させろ!」「オーナーも、本部社員も、店舗従業員も、関連労働者も、コンビニ関連ユニオンに加入して団結して闘おう!」「7・11全国全店一斉時短ストにともにたち上がろう!」と呼びかけました。
 ビラはとても受け取りがよく、ほとんどの人が受け取ってくれました。用意した1,000枚が1時間あまりでなくなりました。

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 12時からは四谷駅前の主婦会館9階で記者会見を行いました。会見場にはテレビカメラが列をなし、16社が参加しました。この株主総会宣伝行動と記者会見の様子は夜のNHKニュース9をはじめ、大きく報道されました。
 私たちは、コンビニめぐる状況を一変させた東大阪市のセブンイレブン松本オーナーの時短営業突入を、ストライキだと、とらえました。
人の命より大事な契約なんてない!人の命をかえりみない法律など従う必要などない!
 この流れを大きく広げましょう!すべてのコンビニオーナー、本部社員、店舗従業員、配送ドライバー、工場労働者、関連労働者は、6・9コンビニ関連ユニオン結成大会に結集しましょう!7・11、セブンイレブンの日を、コンビニ労働者の一斉ストライキの日に塗りかえて、団結と闘いの出発点を築きましょう!

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※コンビニ関連ユニオン結成大会
日時 6月9日(日曜日) 午前10:00から12:00まで
場所 東上野区民館201会議室
  (東京都台東区東上野3丁目24-6 JR上野駅から徒歩5分)

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元現経営陣は総退陣せよ!消えた株価1兆円の責任をとれ!

取締役・監査役ぼろ儲け(4号議案=株価報酬交付、5号議案=報酬2億へ倍増)ふざけるな!
過労死、自殺、家族崩壊に追い込んだ責任をとれ!
 第14回定時株主総会にご参加の株主の皆さん、オーナーさん、そして本部社員に訴えます。
 セブン本部だけがめちゃめちゃ儲けて、オーナーの大半はワーキングプアなみの年収で長時間労働、休みなしで過労死に追い込まれている現実。本部社員(とりわけ平社員)の年収は、ローソンより低く体育会系の幹部のパワハラに苦しみ、自爆営業を強いられている現実。この現実が2月以来のマスコミ報道で日本社会全体も知るところになりました。この現状をもはや続けることはできません。「近くて便利」というコンビニの良さを守り、持続的成長につなぐためには、根本的な経営方針の見直しは不可欠です。

株価下落は、市場がセブン経営陣を見放している証拠
1月に5133円(1月7日)あった株価が、2月から報道を受けて以降急落し、3756円(5月20日)と2割以上も下落したままなのは「市場」がセブンの経営に「不信感」を抱いている証拠です。
これは、元現経営陣が「24時間営業義務化」がもたらすゼニに目がくらみ、自分の特権的地位と多額の報酬にしがみついて、経営方針を変える決断ができなかったことに原因があります。背任にもあたり、元現経営陣は責任をとって総退陣し経営を立て直すべきです。

第4号議案 取締役の報酬は年額10億円以内としてきましたが、これとは別枠で、7人の取締役に「当社株式および当社株式の換価処分金相当額の金銭」を交付および給付する新制度を導入する。

【 7人とは、井坂隆一、後藤克弘、伊藤順朗、山口公義、 木村成樹、永松文彦】
 ところが 古谷、井坂、永松といった元現経営陣は、何の反省もなく役員に居座って多額の報酬をせしめようとしています。株主総会に提案される議案では、取締役は1名をのぞき再任、これまでの監査役が取締役に横滑り、そのうえ、取締役には10億円の役員報酬とは別枠で株価相当額の「金銭」を分ける、というのです。

第5号議案 監査役の報酬額は年額1億円以内で今日に至っているが、年額2億円以内と変更する
また5号議案では、新たな監査役には報酬を1億円増やす、という典型的な「お手盛り」を提案しています。
新社長永松は「オーナーとコミュニケーションをとる」などと言いながら、東大阪の松本オーナーの面会要求は拒否、経営者の「器」ではありません。ですが自分の特権維持には汲々としています。こんな経営陣に任せていたら、セブンは「終わり」ます。

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24時間営業義務化を廃止せよ!オーナーの希望制に
本部負担で、店舗従業員の労働条件の抜本的改善を!社保加入促進を図れ
 2月以後、株価が下落したのは、2月1日から始められた東大阪の松本オーナーの「時短営業」に対し、本部が「1700万円違約金、契約解除」と言って脅したことが社会的批判を浴びたことがあります。
そして問題の背景に、慢性的な人手不足があり、オーナーやその家族が深夜ワンオペで働かなければ維持できない「24時間営業義務」があること、さらには、人手不足解消のために店舗従業員の待遇を改善しようにも、利益は本部が一方的に吸い上げてしまってオーナーの手元には僅かばかりしか残らないために、オーナーが働くしかない問題があることも多くの消費者が知ることになりました。そして世論は、圧倒的に「無理に24時間でなくてもいい」となりました。
ところが、永松新社長就任という異例の交代劇も、世論を裏切るものでした。このガバナンスの悪さが株価下落がとまらない原因です。会見で口では調子のいいことを言っても、現場では、今も「時短やらせてくれ」というオーナーに対し、「契約更新に影響する」とDM、ZMが脅しているのが実情です。「コミュニケーションの目つまり」と言いながら、永松新社長は、「物言う」オーナーが社長面会を求めても会おうとはしません。

【世論を裏切った社長交代劇】
24時間営業は死守したいという本音が“見え見え”。それどころか、注目の新社長自身が、深夜閉店の実験の目的はそのデメリットを明確にすることだと記者会見で認めてしまった――。国内コンビニエンスストア最大手、セブン‐イレブン・ジャパンの突然の社長交代劇は、現状維持に汲々とする同社の姿勢を見せつけた。(2019年4月5日 「セブン、「24時間営業死守」の本音を見せつけた新社長の就任会見」ダイヤモンド編集部 岡田 悟)

労働組合の力でコンビニ・モデルの根本的転換を
本部の横暴に苦しんでいるのは、オーナーや本部社員(とりわけ平社員)だけではありません。関連企業の労働環境は劣悪です。配送ドライバーの勤務は、毎日14時間から16時間労働という「過労死レベル」。弁当やサンドイッチ工場は、外国人労働者の低賃金によって支えられています。コンビニ本部の横暴を許さず、働く者が人間らしく生きられない現実を変えるのは、働く者が力をあわせて立ち上がる以外にありません。すべてのオーナー、本部社員、店舗従業員、関連労働者は、コンビニ関連ユニオンに入って、ともに立ち上がりましょう!

どれだけのオーナーが犠牲に?
【異様に多いセブンの「加盟店共済の弔慰金」】
4、給付保険金内訳(平成16年7月1日~平成17年6月30日)単位:円
内訳 件数 給付額
弔慰金 34  961,013,152
※34人に平均2800万円余りを支払っている計算になる。この弔慰金の原因はオーナーの過労死、過労自殺ではないのか?(セブン‐イレブン加盟店共済会  第25期収支報告書より)

 コンビニ関連ユニオン結成大会
日時 6月9日(日曜日) 午前10:00~12:00
場所 東上野区民館201会議室
(東京都台東区東上野3-24-6)


コンビニ関連ユニオン(準)
代表 河野(かわの)正史(まさふみ) セブンイレブンOFC
連絡先 〒387-0007 長野県千曲市屋代2131-3 千曲ユニオン気付
電話 090-5572-9108(千曲ユニオン書記長・鎌倉玲司)
メール musasino0314@yahoo.co.jp          発行 2019年5月23日

群馬合同労働組合組合員でセブンイレブンオーナーの永尾さんが、5月23日に開かれたセブン-イレブン・ジャパン(セブン&アイ・ホールディングス)の株主総会に出席して、セブンイレブンの姿勢をただしました。

コンビニ関連ユニオン(準)、千曲ユニオン、群馬合同労組、合同一般労働組合全国協議会は、セブンイレブンの株主総会に対して抗議宣伝行動を行い、終了後、主婦会館にて記者会見を行って、永尾さんからの株主総会の報告と何が問題なのかの提起を受け、今後のコンビニ関連ユニオン結成と7・11セブンイレブンの日に全国一斉時短ストライキを呼びかけるという方針を明らかにしました。

一連の行動は、マスコミからも注目を集め、テレビ東京ワールドビジネスサテライト(WBS)取材班は、株主総会前日から永尾さんの店舗に取材に入り、当日も密着取材して、当日の23時の放映で特集を組みました。解説者は、セイコーマートの例を引き合いに出して、直営で営業すれば、セブンイレブンは24時間営業はしないだろう、ドミナントもしないだろうと指摘しました。まさにその通りです。セブンイレブンのビジネスモデルは、オーナーからの不当で詐欺的な収奪です。

テレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」2019年5月23日放送「24時間営業の行方は?」

https://www.dailymotion.com/video/x799zcs







憲法トークカフェで「なぜ!? メーデーに天皇代替わり」白熱討論

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4月23日、北区内で「憲法トークカフェ」第4弾が行われました。
今回は、「なぜ!?メーデーに天皇代替わり」と題して、直近に迫った5・1新天皇即位を題材にして論議、白熱した討論が行われました。

冒頭 、「統一地方選と安倍の改憲プラン」と題して五條敦さん(とめよう戦争への道!百万人署名運動 東京北部連絡会代表)から、2日前の統一地方選後半戦を総括し、「自民党の下村改憲推進本部長は『統一地方選で候補者は改憲について語るように』と指示したが空振りに終わった」。
そして「憲法審査会の開催に向けた協議が始まると思われた折に、萩生田自民党幹事長代行が『ご譲位が終わって新しい時代になったら、少しワイルドな憲法審査を進めていかないといけない』と暴言。これで今国会での改憲発議の可能性はほとんどゼロになった」
「ただし、今回の統一地方選、衆院補選の結果を見ると、参院選(ないし衆参ダブル選)で改憲勢力が3分の2以上の議席を確保し、『ワイルド』な攻勢に出てくる可能性はけっして小さくはない。油断は禁物です」と安倍の改憲プランをめぐる状況をリポートされました。

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社会評論家の柏木俊秋さんは、雑誌『序局』20号に執筆した「天皇代替わり断罪の論理」を元に、天皇代替わりへの一連の儀式が改憲をするための極めて政治的なものであることを明らかにしました。
「平成流象徴天皇制」と言われたものが、昭和天皇の戦争責任問題からなんとかすりぬけるために「慰霊」「寄り添い」をしてきたが、実際には政府批判にも当たらない類の発言を繰り返すだけで、それによって時の政権の悪政や暴挙を容認しお墨付きを与えるものになっているとの指摘は非常に鋭いものがありました。「護憲リベラル」勢力の中に天皇明仁の発言を持ち上げ、安倍の改憲を止める防波堤のように描き出す人士が見受けられますが、決してそんなものではないと思いました。

天皇制は、「万世一系」などまともに考えれば誰も信じない荒唐無稽な虚構であり、その本質・実体は明治維新政府の樹立以降、西欧に比べて遅れた日本資本主義の急速な形成、殖産興業・軍備拡張ができる中央集権的国家形成のために新たに作り出された〈近代天皇制〉です。これらを柏木さんは丁寧に解き明かしてくれました。

そして「天皇代替わりキャンペーンと対決し、労働組合と改憲阻止大行進運動を広げて、安倍の改憲を葬り去ろう」と締めくくりました。

論議では、「10連休なんていったって、非正規にとっては収入が入らずいいことなど何もない」「女性週刊誌を見ると皇室の間でもどろどろしている。女系天皇も認めない不自由な制度」「『令和』なんてなにがめでたいのか」など活発なやりとりになりました。「5月1日は労働者の団結の日。天皇制翼賛キャンペーンを打ち破ってデモに立ち上がろう」と呼びかけがあがりました。

天皇制をも使った安倍の改憲策動との攻防は続いています。
5月9日に行われた衆議院本会議で、ナルヒト天皇即位に対する「賀詞」が全会一致で議決されました。

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なんと、アキヒト天皇即位の際の「賀詞」(1990年11月6日)には反対した日本共産党も、今回は賛成しました。共同通信記事によれば、平成のときと対応が変わった理由について志位委員長は「当時は君主制の廃止を掲げていたが、2004年の綱領改定で考え方を変えた。今は天皇の条項も含め、現行憲法を順守する立場だ」天皇制に関し「存廃は国民の総意で解決されるべきだ。存廃が問題になった時は民主共和制を実現すべきだとの立場を取るが(廃止の)取り組みをやるわけではない」と述べたそうですが、天皇を崇め奉るのは憲法遵守どころか、憲法の主権在民に背反するのではないでしょうか!?

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一方、5月3日有明で行われた憲法集会には昨年を上回る65000人が集まり、「改憲反対!」の声があがりました。改憲阻止の正念場はまさにこれからです。
この集会で、武蔵大学教授の永田浩三さんが感動的なスピーチを行いました。なんとあの産経新聞で全文紹介されていたので、以下転載し、しめくくりとします。

元NHK・永田浩三氏「安倍君、憲法をいじるのはやめろ」(産経新聞5月3日)
憲法記念日の3日、東京都内で開かれた護憲派集会で、元NHKプロデューサーで武蔵大教授の永田浩三氏がマイクを握った。安倍晋三首相と同じ1954年生まれであることを明かした上で、「大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい」などと強調した。発言の詳報は以下の通り。

 「皆さん、こんにちは。32年間、NHKでプロデューサー、ディレクターをしていました。今は大学の教員として若者とともにドキュメンタリーを作ったりしています。今日は、総理の仕事をしている安倍晋三君について話したいと思います。知らない人は、あの嘘つきといえば思い出されるかもしれません」
 「私と安倍君は同じ1954年生まれです。同じ学年には(共産党委員長の)志位和夫君、(元文部科学事務次官の)前川喜平君、ドイツの首相、メルケルさんがいます。安倍君は福島(第1)原発事故の後、すぐに原発をやめると決めたメルケルさんとは相性が良くないみたいですし、加計学園の獣医学部を作るのが、いかに無理筋だったかを証拠立てて語る前川君が苦手なようです。あと志位和夫君も苦手みたいです」
 「私たち1954年生まれは、皆、戦後民主主義教育の申し子です。日本国憲法の3つの柱、『国民主権』『基本的人権の尊重』『平和主義』がどれほど大事なのか、小学校や中学校でしっかり学んだんです。先生たちも熱心でした」
 「小学校4年生のとき、東京五輪がありました。オリンピックは参加することにこそ意義がある。日の丸が上がるかどうかは関係ない。優れた競技やすごい記録に拍手を送るんだ。アベベ、チャフラフスカ、ショランダー…。柔道(無差別級)で神永(昭夫)が(オランダの)ヘーシンクに負けたときも、ショックはなくて、ヘーシンクに私は拍手を送りました」
「『日本を、取り戻す。』『がんばれ! ニッポン!』。その旗を振る安倍君、少し了見が狭すぎませんか」
 「大学を卒業し、安倍君はサラリーマンを経て、政治家になり、私はNHKのディレクターになりました。ある時、思いがけない接点ができました。2001年のことです。私は、日本軍の慰安婦として被害に遭った女性たちを扱ったNHKの番組の編集長でした。一方、その時、安倍君は内閣官房副長官。君は放送の直前にNHK幹部たちにちょっかいを出し、番組が劇的に変わってしまいました。永田町でどんなやりとりがあったのか。その後、朝日新聞の取材で輪郭が明らかになっています」 「私は抵抗しましたが、敗れました。体験したことを世の中に語ることができず、孤立し、長い間、沈黙を続けました。悔しく、また恥ずかしいことです。あのとき君はそれなりの権力者でした。放送前に番組を変えさせるなんて、憲法21条の言論の自由、検閲の禁止を犯すことになり、そのことが世の中にさらされれば、君は今のような総理大臣になっていなかったことでしょう」
 「今、官邸記者会見で、東京新聞の望月衣塑子記者が菅(義偉)官房長官からさまざまな圧力を受け、質問が十分にできない中、それでも、われわれの知る権利の代行者であろうと必死で頑張っています。私には人ごととは思えません。でも、私と大きく違うのは、望月さん自身が勇気を出してSNSや集会で状況を発信し、市民とともに事態を共有することで、ジャーナリストを含めた連帯の輪が広がっていることです。市民とジャーナリストの連帯、メディアを市民の手に取り戻す。希望の光がわずかに見える思いです」
「安倍君の話に戻ります。君が以前アメリカを訪問したとき、キャロルキングの『You’ve Got a Friend』という曲が好きだと言いましたね。『どんなに苦しいときでも友達でいようよ』。僕も大好きですし、その感覚はわかります。でも、残念だけど、君とトランプ米大統領は友達なんかじゃない。欠陥だらけの高額な兵器を買わされるカモにされているだけです。君には戦争の中で傷ついた人、声を上げられない弱い人を思いやる気持ちが欠けています。君の『You’ve Got a Friend』は友達にえこひいきをし、国の仕組みを私物化することです。それは友情ではない!」
 「友情とはもっと気高く素晴らしいものです。君は実力以上に大事にされました。これ以上、何を望むことがあるでしょうか。同い年、同じ学年として忠告します。『これ以上、日本社会を壊すことはやめなさい! これ以上、沖縄をいじめるのはやめなさい! 大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい!」
 「歴史から学ぶことが嫌いで、不得意の安倍君、戦争の道を断じて進んではなりません。30年前にベルリンの壁が壊れたとき、私は東欧各地の取材をしていました。そのとき、人々が何より大事だと考えたのは、言論の自由と連帯、そして多様性です。憲法21条に明記された言論・表現の自由、一方、放送法第1条には『放送は健全な民主主義に資すること』とあります。健全な民主主義というのは少数者の意見を大事にし、多様性を認め、不埒な政府の横暴にあらがい、連帯することです」
「今日は5月3日、32年前、朝日新聞阪神支局で小尻知博記者が銃弾に倒れました。言論の自由が脅かされる社会なんてあってはなりません。ここにお集まりの皆さんが思っておられるのは多分、こうだと思います。リセットすべきなのは、元号ではなく、今の政権なのだと」
 「『All governments  lie』 今の政権は嘘をつく、今の政権は嘘をついているのです。嘘にまみれた安倍政権こそ終わりにすべきです。心あるジャーナリストとの連帯で、安倍政権を今年中に終わりにさせましょう。ありがとうございました」

5月1日は労働者の闘いの日だ。天皇即位でメーデーをつぶすな! 銀座メーデー集会とデモ

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5月1日、銀座の中央会館ホールで、5・1メーデー集会が行われました。
この集会は、安倍政権が新天皇即位と改元の大キャンペーンでメーデー潰しを狙うことに対して、動労千葉・関西生コン・港合同の3つの労働組合を中心に「改憲・戦争阻止!大行進」が主催して行われたものです。
当日の厳戒態勢を打ち破って「5月1日は労働者の闘いの日だ。天皇即位でメーデーをつぶすな!」の声が響き、815人の集会とデモが元気よく行われました。

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開会挨拶の世田谷地区労顧問花輪不二男さん
「労働者が解放を目指して立ち上がったメーデーの意義は生かされているか!? 8時間労働は踏みにじられている。職場地域で闘おう!」と力強く訴え。

東京過労死家族の会、中原のり子さんは「2030年まで医師には1860時間まで残業オッケーという法案が通ってしまった」と弾劾しました。
今も医師の過労死や過労自死が相次いでいます。でもまだまだ名前を出して声をあげる人は少ない。患者さんのためにと聖職者意識に陥ってはいけないと呼びかけたいと思います。

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杉並区議に見事当選したほらぐちともこさん、満場の拍手で登壇しました。
「今日付けで正式に杉並区議になりました。最初の仕事が闘うメーデーでの発言、そして天皇制粉砕のデモで光栄です。労働者民衆が生み出した議員として闘っていきます!」

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あおり運転問題などテレビ出演でおなじみの高山俊吉弁護士が5.1銀座メーデー集会で講演。
お母さんは戦前の労働争議に参加。ご自分も1946年の復活メーデーに小学生だが参加したそうです。
「その後戦後革命という言葉を知ったが、時代は変わったという労働者の力を感じた」
さらに「日本共産党の志位委員長は、今日の天皇即位を『祝う』と談話を出した。『ニセ左翼』とは誰のことか!?」と語気荒く訴えました。胸のすく思いでした。
すごくいい講演だったので、末尾に講演要旨を載せておきます。

また、「改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない広島教職員100人声明」を実現した仲間からは、声明賛同は非公表含めて150人を超えたとのことです!
「教え子のために何もできてない」という無力感をはねのけて現場の力を甦らせたすばらしい教職員の運動。これがあれば改憲など絶対止められると確信しました。

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3ヶ月雇用の非正規でも組合作って闘える!解雇されても撤回させた!
東京西部ユニオン鈴コン分会長の善さん、「皆さんの支援、団結の力で勝ってこれた。組合拡大するぞ」とアピール。東京北部ユニオンも一緒に鈴コンがある浮間舟渡地域(北区と板橋区の間)で一緒に闘ってます!

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セブンイレブン本部社員の立場ながら労働組合作って闘う河野さんが「コンビニ関連ユニオンを全国に作ろう」とアピール。河野さんは、大阪府内のセブンイレブンで本社とたたかって時短営業を実施しているオーナーさんと連帯しています。5月23日には株主総会闘争に立ち上がります!

動労水戸の石井真一委員長がJR東日本の運転士・車掌廃止の攻撃は絶対に粉砕できると語り、被曝と帰還を強制する常磐線全線開通に反対して今秋全国集会を開催すると提起しました。

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動労千葉の田中康宏委員長は、天皇即位と改元でメーデーを圧殺し改憲・戦争への道を掃き清める攻撃を弾劾し、「労働者の地位、雇用、権利、賃金など支配の仕方が大転換しようとしている。改憲・戦争と労働者が置かれた現実は二つにして一つ。この状況に対して団結して声を上げる時代が来た」と提起した。6・9国鉄闘争全国集会をステップに秋の臨時国会、11月東京―ソウル国際共同行動に向かって「これまでと違うレベルの新しい闘いをつくろう」と呼びかけました。
6月9日は、上野水上音楽堂で集会です!

この集会にはロサンゼルス統一教組(UTLA)のアーリーン・イノウエさん、ATUローカル241(合同都市交通労組第241支部、シカゴ市バス)の執行委員から連帯メッセージが届きました。

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 集会後、皇居に向かった日比谷公園中幸門までのデモで「天皇いらない、安倍いらない、非正規職なくせ、今日はメーデー労働者の日」と元気なコールが都心に響きました。

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高山俊吉弁護士の講演要旨

追い込まれたのは安倍だ
 安倍政権による改憲と戦争に向けた政策が、すさまじい勢いで進められようとしている。この間、改憲の動きが後退したかのようにとらえる議論がありますが、それは間違いです。安倍政権は、今ここで改憲への道筋をつけなければ、もはやどうにもならないところに追い込まれているのです。
 天皇が3年前に「辞めたい」と言った。そもそも天皇は「辞めたい」と言っちゃいけないんです。天皇の代替わりは天皇が死んだ時以外にはない。現行憲法上はそうなっている。病気になろうがやる気がなくなろうがそのままでいる以外にないんです。安倍も最初は天皇の発言を聞いて「まずい」と思った。しかし後に、なんとかこの天皇代替わりを利用して、自分のもくろみを成功させる材料として使えないかと考えた。その結果、今日のメディアの状況があるわけです。
 昨日、タクシーに乗った時、運転手さんが「なんでしょうか、この騒ぎは」と言っていました。客商売というのは、相手が自分の話を受け入れるかどうか考えて話すものですが、この運転手さんが相手も選ばずそんな話を始めたのは、腹の底からの怒りがあるからでしょう。新聞やテレビのキャンペーンに対しても、「これでいいのか」と思っている人たちは非常に多い。
 ところが、日本共産党は「新天皇の即位に祝意を表する」と表明しました。多くの共産党の支持者は絶望したでしょう。小林多喜二は天皇制警察によって虐殺されたんですよ。それなのにどうしてそんなことが言えるのか。こういう政党に世の中を変えるだの、苦しい人たちの立場に立つだの、労働者の味方だのと語る資格があるのか。そしてこういう政党に安倍もまた期待をかけているのです。
 世界の労働運動史をひもとくと、必ず「左翼面」をした部分が戦争政策に協力し、崩れていくという歴史がある。しかし、これまでのそうした歴史と現在との違いは何か。このメーデー集会のような結集体があるということです。もくろみを許さない力がここにあるということです。

国境越え労働者が闘う日
 1886年、アメリカのシカゴでメーデーが始まりました。「8時間は仕事のために、8時間は休息のために、残りの8時間は好きなことをするために」というスローガンを掲げてシカゴの労働者が立ち上がり、全世界の労働者がそれに呼応しました。「労働者に国境はない。現実にあるのは搾取する者と搾取される者との闘いである。搾取される者が闘いに立ち上がれば世の中は変えることができる」----そういう思想が、国際的な労働運動として登場しました。
 日本でも1920年にメーデーが始まりました。労働者が決起するというは、当時の政府・官憲にとっては大変な事態だった。ロシア革命のような闘いが日本でも現実化すると感じ、ただちに弾圧した。だからメーデーの歴史は、弾圧との闘いの歴史です。そして「8時間労働制の実現」という要求だけでなく、戦争に反対する声もその中から出てきた。日本は当時、ロシア革命に干渉するためシベリアに出兵しましたが、これに対して「ただちに戦争をやめろ」という声が労働者から巻き起こった。このこともメーデーの歴史を見るときの大きな柱です。
 1936年の2・26事件で戒厳令が出され、45年までメーデーの歴史は途絶えます。そして戦後、46年の「復活メーデー」では皇居前広場には50万人が集まり、全国で250万人が立ち上がりました。長野県北部の小さな田舎町でもメーデーのデモが行われ、私も参加しました。「戦後革命」という言葉は後に知りましたが、本当に世の中が変わるということを子どもながらに感じたものです。
 その歴史を受け継いで今日のメーデーもある。労働者の闘いの日、そして労働者に国境はないことを身をもって示す闘いの日です。

資本主義の命脈は尽きた
 「メーデー歌」は鉄工所の労働者のストライキの中でつくられ、1922年に発表されました。こうした先達の命を賭けた闘いを引き継いで今日の闘いもある。私たちの闘いは必ず勝利する。資本による搾取が存在する以上、必ず搾取される者が闘いに立ち上がるからです。資本主義が永遠に続くかのように見せるためには、権力の側も余裕をもたなければいけません。「過激派のみなさんも自由にやってください」とでも言っていなければならない。しかし、もうそうは言っていられない。それは資本主義が本当に命脈尽き果てるところにきているからです。
 このことに確信をもって、私たちは今日のメーデーを闘い、そして厳しい条件の中から立ち上がろうとしている多くの仲間と深い連帯をもって、闘って闘って世の中を変えていこうではありませんか。
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